お酒 薬 瞑想
年末年始の休みに、祈死念慮があったのでアモキサンを20mgから25mgに増やしたところ、少し良い感じだ。
たった5mgのアモキサンの影響なのか、休みが終わってからしばらくお酒を飲んでなかったおかげか、どちらか不明だが。
金曜・土曜とまたお酒を飲んだ。今日の日曜の朝、身体がやけに重かった。
やっぱお酒かな、と思う。だから今日は飲まないと決めたのだけど、妻が安いワインを買って来ていて、つい飲んだら美味しかった。
意志が弱いな。
僕の場合、心の中に空洞があって、それを埋めるためにお酒を飲んでいる、という面があるように感じている。心に空洞があるかどうかなんて誰も判らない。自分でも判らない。でも、高村薫の小説に出てくる合田刑事が、毎晩ウイスキーを150mg飲むというくだりを読むと、僕も無性にウイスキーが飲みたくなる。彼が、心の空洞を埋めているのと同じように。だからと言って僕にも同じ空洞があるのかどうかなんて判らないのだけれど。
50才を超えた人間だったら、大なり小なり空洞を抱えていてもおかしくなく、そんなことをわざわざ書くことでもないとも思うし。
「悲しいから泣くのではなく、泣いて涙が出るから悲しいのだ」という。
心に空洞があると思うから空洞があるので、酒を飲むこととは関係ないという気もする。
でも、心に空洞がある、幼い頃のトラウマがある、という物語がなければカウンセラーは廃業してしまう。フロイトが見つけた「こころ」は、彼が生み出したものなのか、ホントに普遍的にあるものなのか・・・。
なんだかね。こんなことは、何年か気功の修行を続けたら理解できるようになると思っていたけど、齢を重ね、訓練を重ねてもまだ判らない。
自分の訓練が至らないのか。そもそもそう言うものなのか。
ウォール・ストリートジャーナルにこのような記事が出ていた。
「瞑想の「うつ」などへの効用は限定的=米研究」
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304387404579305490268114718.html?dsk=y
僕の訓練は、この記事の中にあるマインドフルネス瞑想法に近いものなので、まだ可能性はあると思われるし、僕の個人的実感では、『明らかに効果がある」のだけど。
先の、『空洞』と同じで、こういうことは証明できない。
そうして、今日は終わりまた明日が来る。
明日はどんな日になることやら。