頑張ること??

前回に引き続き、『脳を変える心」という本に関連して。

心の働きによって、脳の配線を変えることができ、その結果、感じ方とかも変わってくる。というのが『脳を変える心』という本のすごく簡単な内容。

だから、「頑張って」心を変えなくてはならない、あるいは運動をしなくてはならない。しなくてはならない・・・となってしまうのでしょうかね。そこがわからない。

心の持ちようを変えることでうつは退治できるのか?
認知行動療法とは、簡単に言ってしまうとそういうことだ。出来事に対する認識の仕方にはいろいろあって、たまたまうつになった人たちは、必ずしも良くない認知に凝り固まっていることに気付かせ、他にも認知のパターンがあることを勉強することでうつを退治する。

『脳を変える心』と同じような考えだ。

『できる』『可能性がある』と言うことには希望がある。でも、本当に認知は変わるのか?
帰るという意志の力が、うつの低出力の状態で発揮することができるのか?

そもそも認知行動療法を行えると言うこと自体が、ある程度うつが回復していると言うことではないのか。


だから、『変えられそうだ』『何とかなるかもしれない』と思った人が、実践する。とても無理だけど頑張ろうとしてはいけない。ということか。