失ったもの

昨日帰宅途中のバス停でふと思った。
「秋真っ盛りだなぁ、、去年の今ごろから、かなりしんどかったんだ。あれから1年か。たった1年で、僕は随分と換わってしまったなぁ。失ったものはなんだろう?」
失ったもので一番大きいものは「快活さ」のような気がする。あるいは「自信」。
以前は当たり前のように出来たことが、休職を経て復職してから出来なくなったことが多い。身近なところではパソコンのブラインドタイピング。人に笑顔で普通に話しかけると言うことも、なんだかできなくなった様な気がする。食欲も落ちたし、酒も飲めなくなった(無理に飲んでも美味しいと思わなくなった)。なんだか自分でも良く判らないのだけれども、自分の中で何かがスルリと抜け落ちている感じがする。先週の土曜日は、それが自分に戻ってきていたような気もする。今はない。これからはどうなのだろうか?不安がよぎる。何を失ったのかがはっきりとしないので、どうしたらよいのかもよく判らない。微妙な違和感がある。考えすぎなんだろうか、、。
きっともう、完全に元に戻ることを考えてはいけないのだと思う。新しい自分を作っていくつもりにならないと。これからの僕は、過去の僕とリニアにつながっているわけではないのだと言う認識が必要なのかもしれない。
自分の中での断絶。断絶を受け入れること、、、。それが必要なことなのかもしれない。