脳機能の低下

うつ病は、「心の風邪」とか言われて完全に心の病気だと思われているし、そういう扱いになっています。けれど、自分の実感としては(特に今回パキシルを飲んで、かなり症状が緩和されたことを受けて)脳内の何らかの機能の低下が原因なのではないかと言う気がします。
最近、ストレスで免疫力が落ちて癌になるとか、身近なところでは風邪を引くとか言うことがあると思いますが、「うつ病」もストレスによって脳機能(セロトニンノルアドレナリンの分泌の低下のようなこと)が起きているのではないでしょうか。
私は、大うつ病を今回を含めて2回経験していますが、いずれの場合もなぜか視力が著しく低下しました。同時に、車の運転とかパソコンのタイピングとかの反射神経が鈍ったような気がします。うつ病が単に「心の風邪」だったら視力が落ちたり、反射神経が鈍る事はないと思います。
心身一如と言う言葉がありますが、ストレスによって心も身体(脳)も活性が鈍ると言うのが僕の感じる「うつ病」です。
自分に合った薬で、脳を活性化させて仮性に元気にしておいて、認知療法やカウンセリング、気功や運動療法でストレス耐性を上げて本質的に強くしていくと言うのがうつ病に対する中長期戦略と言う気がします。