睡眠と夢と酒

うつの人の多くは睡眠障害を抱えている。MDAで話す人たちの多くが睡眠薬を常用している。かく言う私もマイスリー10mgとロヒプノール1mgを常用している。うつがしんどかった時は、睡眠薬を服用していても、寝付くまで1時間以上かかったり、夜中に二度以上目が覚めたり、妙にリアルな夢を見たりして辛かった。最近は、寝付くまで20分以内、夜中に目覚めるのも一度くらいになって、熟睡感が出てきた。しっかり睡眠が取れると脳の疲れも取れるのでうつには良いのだと思う。しかし,このように睡眠が取れるようになるまで時間がずいぶんとかかった。
その原因と思われるのがお酒
お酒を飲むと寝つきが良くなるので、睡眠薬代わりについ飲む人も多いと思います。僕の場合は、睡眠薬を飲んだ上に酒を飲むと言うひどいことをしていました。そうすると、墜落するように記憶を失いすぐ寝てしまうので、重宝していました。しかし、アルコールで睡眠をとることを続けると、、次第に睡眠の質が悪くなり、何度も目が覚める、夢を多く見る、と言う状況になると言うことが医学的に説明されていると言う資料をMDAで見ました。それ以来、酒を控える(ほとんど飲まない、この一ヵ月半は一滴も飲んでいない)ようにしてから約3ヶ月、ようやっと睡眠の質が上がってきました。そうやって睡眠薬だけで眠れるようになると、お酒の必要もなくなります。そうやって、好循環が生まれて、今はありがたく感じています。