MDA

昨日の日記で触れましたがMDAと言う組織(NPO)があります。MOOD DISORDERS Association うつ・気分障害協会 のことです。山口さんと言う人がカナダの同協会に触発されて始められた日本の組織です。僕自身は、2月に朝日新聞の別刷りで紹介されたのがきっかけで知ることが出来ました。

一言で言って、非常に参考になります

ホームページはそっけないし、封書で資料請求した上で、セミナーに参加しないと、組織活動の実態はなかなか見えてきませんが、厳しい中にも誠実な組織だと思います。うつで苦しんでいらっしゃる当事者や家族の方は、是非資料請求されるといいと思います。
ただ、セミナーは東京の九段下で行っているので、東京近郊以外の方は参加しづらい言う欠点がありますが、、。

うつ病を患っていると、ともすれば自分の苦しさを人に判ってもらえないと言う二重の苦しさがあると思います。それに加えて、病気に対する対処の仕方が、クリニックなどの病院へ行って、3分診療でよく判らない薬を貰って、「とにかく休みなさい」といわれるだけの状態で、なかなか自分の病気に対する知識が増えません。またどのように病気を克服していけばいいかと言う指針も見つけにくいのではないでしょうか。そんな「難破船状態」の時に、このMDAの活動や、ここが出している著作などは参考になりました。

基本的に

  • 薬の知識をちゃんと持つ
  • 休養を十分にとった後は、復職に向けてリハビリを行う
  • その過程で自分の症状をきちんと管理する
  • また病気になる原因のひとつである物事の認知に関する勉強をする
  • 家族のケアをする

といったところが活動のメインだと思います。

焦らず、あわてず、あきらめず をモットーに頑張りましょう。