抗うつ薬

抗うつ薬って効いているのか効いていないのかがよくわからない。僕の場合、4年前に初めてアモキサンを飲んだとき劇的に効いた。それまでの気分の変調が嘘の様ににちょっとハイテンションになり、元気になった。
しかし、抗うつ薬とお酒を一緒に飲んではいけないと言うことを知らなかったので(処方箋にはちゃんと書いてあったと思うけど気にしていなかった)お酒を飲み続けていたために、薬が効きすぎる嫌いがあった。
半年以上のみ続けて、一度SSRIパキシルに変えたが副作用がひどくて結局アモキサンに戻した。戻した当初はアモキサンはよく効いたが暫くしてから効きが悪くなった。
今回休む前に、アモキサンを飲みだしたが、飲み始めの数週間は良く効いたが、その後効きが悪くなった。今はアモキサンを一日100mg服用しているが、効いているのかどうかよく判らない。併用してドグマチールも飲んでおり、こちらの方は飲んでいるほうが気持ち気分が良い様だ。途中、トレドミンデプロメールノリトレンとか試したが、どれも副作用(立ちくらみ(血圧低下)、げっぷ、など)が出たのと、効果がはっきりしなかったため、結局アモキサン単剤使用になっている。
最近流行のSSRIセロトニン再取り込みを阻止することで、セロトニンの脳内量を増やすと言うものらしいが、僕の場合あまりセロトニンの量は関係ないみたいで,むしろノルアドレナリンが効くようだ。→アモキサンノルアドレナリンを増やす。
いずれにせよ抗うつ薬は依存性がないとのことなので(国立精神・神経センター 武蔵病院 樋口輝彦先生がMDAの講演でお話してくれた)医者から言われた量はちゃんと飲んだほうが良い様だ。効いているかどうかをあまり自己流で判断しない方がいいような気がする。また自分勝手に減らしたりするといけないらしい。僕も一度勝手に薬を減らして、どーんと落ち込んだことがある。欝のときはどうしてもいろんなことが不安なので、薬を飲みすぎではないかと心配になったりするけれど、抗うつ薬に関しては医者に言われた量を飲む分には問題ないはずだ(と思う)。前述の樋口先生の話だと、十分量の薬(抗うつ薬)を飲まないために、病気が治りにくいと言うことがあるとのこと。
依存性と言う点ではベンゾジアゼピン系の抗不安薬デパスレキソタンなど)の方が軽い依存性があるとのこと(量は増えないが止め難いとのこと、これも前述の樋口先生が話してくれた)。