こんなもんだ
3.11から一年半年。原発の事故処理は遅々として進まず、復興もまだまだ遠い道のり。
こんなもんなのか?
こんなもんだ。
僕の病気もこんなもんだ。
あきらめるわけではないが、現実の状況が示している事実から目を背けてはいけない。
まぁいいとここんなもんだ。
もっとやれたか?
やれたかも知れない。でもやれたかどうかは判らない。
最善を尽くしたのかもしれないし
そうでないのかもしれない。
まだまだやれるはずだという気持ちと、
所詮こんなもんだから、まあ良いかという気持ちのせめぎ合い。
まだまだやれるはずなのに、こんなもんだとしたら悔しい。
所詮こんなもんだと考えるのも切ない。
でもまぁ、生きているのだから良しとしよう。
家族も崩壊していないから良しとしよう。
出社も続いているから良しとしよう。
よくも悪くもなく、「こんなもんだ」。