医者と臨床心理士

昨日、かかりつけの心療内科のお医者さんと、臨床心理士さんとの典型的な見解の相違と言うのがありました。

先週の診察とカウンセリングのあと、なぜかしんどくて(それまでは何の兆候も無かった)帰宅途中から、足の筋肉とかが痛んだ。家に帰ってますます身体が痛く、ためしに熱を測ったら、発熱していた。結局翌日は身体が痛く熱も下がらず会社を休んだ。風邪で発熱した時の症状と似ていたが、熱以外には風邪の症状は全く無かったので、自分的には「知恵熱みたいなものかな」と思っていた。
その話を、昨日医者と心理士さんと両方にしたら、お医者さんは「ウイルス性の風邪です」と言い切った。心理士三は「なんか知恵熱のようなものの可能性もありますよね。僕も前回のセッションのあとなんかすごく頭を使った感じがしたから」と言われた。

お医者さんは基本的に起きた症状の原因を物理化学的に測定可能な原因に帰着させようとする。対して心理士は文学的というか全体の文脈の中で捉えようとする。僕のかかりつけのお医者さんは決して即物的な人ではないし、治療の一環としてカウンセリングが必要だと認識しているので、自分の心療内科に心理士を置いてカウンセリングを行っているにもかかわらず、症状の解釈には違いがある。

心における、本当の真実とはなんなんだろうか?こんな出来事のあとに、いつも考えてしまう。