遊ぶことができない?

自分に「遊び」がなくなってからどれくらい経つのだろうか?

子供の頃は「工作」が好きだった。マブチのモーターを買ってきて、それにバルサでシャーシーを作って自動車を作ったり、ゲルマニウムラジオを作ったりして遊んでいた。あと、プラモデルも好きだった。
中学受験をする頃からだろうか、そういう「遊び」から離れていったような気がする。中学高校時代は何が好きだったかな?今で言う「プチ鉄ちゃん」だったと思う。その趣味も大学に入って親元を離れたらなくなってしまった。大学時代はバイク、クルマ、、。

それ以降ずっと趣味がなく、仕事で体力がない自分に気がついたあとは、ひたすら体力をつけるためにジム通いをしたり、自転車に乗ったりしていた。

でも、今から考えてみれば、物理的に体力が無かっただけではなくて、既にその時から「心の問題」を抱えていて、それで疲れやすかったように思う。その後、ぎっくり腰(92年)や、自律神経失調症(93年)になり、以降はただひたすら「身体の不調と闘う」日々が続いた。「遊び」の余裕は無くなった。

憂さは、夜お酒で晴らしていた。かなり飲んでいたと思う。

しかし、お酒をやめ(週末にビールを少し飲んでいるけど)しらふの自分に直面すると、趣味も無い、何もないと感じる自分に出会ってしまう。自分に価値が無いと思う、これって「うつの症状」だなぁ。

毎週末の休みの日、自室で天井を見上げながら、そんな思いに身を刻まれる思いがするのです。