母もうつ病

58日目 日曜日
 食欲が少し戻る。足が冷えるのと、特に夜になると目が異常に疲れて電気が眩しくて見られないのが辛いだけで、後は結構調子が良い。

59日目 月曜日
 実家で一人暮らしの母親がこの夏足を軽く骨折して入院していて、秋に退院したのだが、普段通りの行動がとれないせいで、鬱病気味だったのだが、とうとう心療内科にかかることになってしまった。親子そろって鬱病だ。それを聞いた妻は、「ふたりも鬱病患者の面倒は見れないよ」と精神的にまいってしまった。妻の不安定な精神が一番心配だし、母親のことも心配だ。

60日目 火曜日
 妻が相変わらず不安定で、家にいるとお互いが緊張するので、ホテルで一泊することにした。僕自身も、昨日の母親の件で少しまいってしまって、土日に感じた元気になりそうな予感が消えて、またよろよろしてきた。晩御飯は一人でホテルの近くのサイゼリアで外食したが非常に緊張した。

61日目 水曜日
 今日はクリニックに行く日。ホテルから電車に乗ってクリニックに行く。食欲がまた無くなっている。朝ごはんはヨーグルトと牛乳だけコンビニで買って食べた。クリニックで、母親の話や妻の話をした。また会社を休めることになったので、薬も減らして行きたいと言ったら、アモキサンを一日75mgに減らして代わりに、トレドミン30mg貰うことにした。トレドミンは偶然にも母親が一昨日処方してもらった薬だ。クリニックの後、税所弘さんの「うつ病を直して元気になる方法」という本を買った。帰りの電車と家で読む。経の妻は安定している。

62日目 木曜日
 昨日買った税所弘さんの「うつ病を直して元気になる方法」に習って、朝6時過ぎに起床して、久しぶりに、近くの公園で気功(太極拳身功)を行った。そのあとちゃんと温灸もして前向きに行きたかったが、午後またよろよろ。診断書を会社に出すため郵便局まで行ったが、帰り道が非常に足が鉛のように重く喉も渇いて辛かった。